花札にはローカルルールが大量にあります。
ここでは私が子供の頃遊んでいたルールを紹介します。
ゲームの流れ
- 花合わせ - Wikipedia
- ゲームの流れ
- 花札 - Wikipedia
- 札の種類と点数
※ウィキペディアで1点の札とされている札は0点です。
0点の札は「スカ」と呼ばれます。
基本的には3人で遊びますが配り方によって二〜四人で遊ぶこともできます。
- 二人 場八の手十 (2人 × 10枚 + 場 8 枚 + 山20枚 = 計48枚)
- 三人 場六の手七 (3人 × 7枚+ 場 6 枚 + 山20枚 = 計48枚)
- 四人 場八の手五 (4人 × 5枚 + 場 8 枚 + 山20枚 = 計48枚)
これで、12ヶ月 × 各4枚 = 計48枚を使い切れます。
ゲームの進行はウィキペディアの通り、
- 競技者は親から見て右回りに、順に以下の方法で札を出していく。
- 手札から1枚取り出して場に出す。このとき、同じ札種(植物、月)の札が場札にあれば、2枚は得点となり、自分の脇に置く。なければ場札に加えられる。
- 山札をめくって場に出す。同様に、めくった山札と同じ札種(植物、月)の札が場札にあれば、2枚は得点となり、自分の脇に置く。なければ場札に加えられる。
- 手札がなくなったら遊戯終了となり、得点を集計する。
です。
役
ウィキペディアにはたくさんの役が掲載されていますが、かんたんに出来過ぎる役が多かったりするので、基本となるスカ、赤短、青短、猪鹿蝶、四光、五光のみを認めることをおすすめします。
赤短 | 文字の書いてある赤い短冊を3枚集める | 20点 |
---|---|---|
青短 | 青い短冊を3枚集める | 20点 |
猪鹿蝶 | 萩に猪・紅葉に鹿・牡丹に蝶の3枚 | 20点 |
四光 | 20点札4枚 | 20点 |
五光 | 20点札5枚 | 40点 |
スカ | スカを12枚以上集める | 20点 |
また、配られた手札がすべてスカの場合、手札をオープンすると「総スカ」といって20点ずつもらえます。
例外対応
- 最初に配った際、場に同じ月の札が3枚以上出た場合、もう一度配り直します。
- 手札に同じ月の札が4枚あるとき、それを見せれば配り直してもらうことができます。