Officers' Schafkopf - Wikipedia を参考にして紹介します。
将校スカートと同じようなゲームです。
将校スカートはスマホのアプリもあります。
準備
使用するカード:ふつうの52枚のトランプから2〜6をのぞいた32枚
プレイヤー:2人
カードの強さ:切り札とそれ以外で強さが変わります。
切り札では強い方から順に、
クラブQ、スペードQ、ハートQ、ダイヤQ、スペードJ、クラブJ、ハートJ、ダイヤJ、A、10、K、9、8、7
それ以外では強い方から順に、
A、10、K、9、8、7
です。
Qは常に切り札になります。
カードは次の得点を持ちます。
カード | A | 10 | K | Q | J |
---|---|---|---|---|---|
得点 | 11 | 10 | 4 | 3 | 2 |
9、8、7は0点です。
配り方
まず各プレイヤーに4枚のカードを裏向きに並べて配ります。
つぎに子(ディーラーじゃない方)の裏向きににしたカードの上に、4枚のカードを表向きに並べて配ります。
この時点で子は宣言(後述)を行います(ヴェンツ(Wenz)またはゾーロー(Solo))が、パスすることもできます。
子がパスした場合、ディーラーが宣言を行います。
宣言を行ったプレイヤーが切り札にするマークを自由に選べます。
次に、ディーラーは自分の裏向きにしたカードの上に、4枚のカードを表向きに並べて配ります。
このとき勝利点を2倍にする宣言(ダブル)ができます。
再び残りの16枚のカードを4枚裏向きにして下に、4枚のカードを表向きに並べて上に配ります。
宣言
ゾーローの宣言では、QとJが切り札です。
ヴェンツの宣言では、Jは元の強さに戻ります。
プレイ
子が、最初のトリックをリードします。 出されたスートをフォローできるときは必ずフォローしなくてはいけません。
できないときは切り札を含めなにを出しても構いません。
カードをプレイした後、下に裏向きのカードがあれば、それを表に向けます。次からはそのカードも使うことができます。
トリックに勝ったプレーヤーが次のトリックをリードします。
得点
獲得したカードの点数が上回ったほうが1ゲーム分の勝利です。
ただし相手のカードの点数が30点未満なら2ゲーム分の勝利、相手のカードの点数が0点なら3ゲーム分の勝利です。
オプションルール
すべての手札を公開するのではなく、8枚を手札として(見えないように)持つルールもあります。
フォローの義務は手札にも適用されます。